プラごみ、分別しても半分は産廃に リサイクルの現実

有料記事プラごみ危機

杉本崇
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 分別収集が当たり前になってきた家庭のプラスチックごみ。しかし、ごみの集積場では、汚れたままだったり、ほかの素材が混じったりしているものも見かける。どう処理されているのか。回収先をたどっていくと、不十分な分別がリサイクルの足を引っ張っている現状が見えてきた。

 7月、東京都中央区の家庭のプラスチックごみを回収した車を追いかけると、東京湾に浮かぶ大田区城南島にたどりついた。中間処理業者「要興業」のリサイクルセンター。収集車の後部が「ガー」と開くと、プラごみが次々と雪崩のように流れ落ち、つんとした酸っぱい臭いが鼻につく。

 中央区の分別収集では、ペッ…

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