AIで「メンヘラ」救う 開発の院生、過去と恋と今の夢

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牛尾梓
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AIでメンタルヘルス対策サービスを開発する東工大院生 高桑蘭佳さん

 もともと心の病がある人を指すネットスラングの「メンヘラ」が、風邪にかかった時くらい気軽に打ち明けられるようになったら――。東京工業大大学院生の高桑蘭佳さん(25)は、AI(人工知能)などの最新技術を使い、自分の心の状態を自由に表現したり、周りもそれを受け入れたりする世界を作りたいと思い描く。恋する自身の夢は。

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 四六時中、彼氏のそばにいられないか。「彼氏が営む会社の社外取締役に就けばいい」と思いついた。実績を作ろうと1年前、起業を支援する会社から200万円の出資を受けてAI(人工知能)ベンチャー「メンヘラテクノロジー」を起こした。

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 現役の東京工業大大学院生…

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