トリエンナーレ、海外作家9人の作品を一時閉鎖や変更へ

有料記事トリエンナーレを考える

江向彩也夏
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 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の企画展「表現の不自由展・その後」が中止となったことを受け、展示の「保留」を希望していた海外作家9人の展示が変更されると、芸術祭の事務局が17日に発表した。一時的に展示室を閉鎖したり、展示内容を変更したりする。

 事務局によると、詳細については19日までに作家と協議して決め、20日から展示に反映されるという。

 作家らは12日付で、連名で公開書簡を米美術ニュースサイトに発表。この書簡に署名した韓国人作家2人は6日に展示室を閉鎖している。書簡では「検閲された作家への連帯を示すため」と強調。展示の「保留」を求め、事務局と協議を続けていた。津田氏は17日、取材に「海外作家と丁寧にコミュニケーションを続けていく」と話した。

 展示室を閉鎖するのは、タニ…

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