介護現場のイメージ向上、人材確保へ 広島で新認証制度
北村浩貴
福祉・介護現場の魅力を伝え、業界のイメージアップにつなげようと、広島県などが新たな認証制度をスタートさせた。働きやすい職場づくりや人材育成、サービスの質の向上など一定水準を満たす優良法人に「お墨付き」を与え、PRしている。
制度は「魅力ある福祉・介護の職場宣言ひろしま」。2015年度に設けられ、今年度から「スタンダード」「プラチナ」の2段階方式にリニューアルした。法人が申請し、県や福祉・介護団体などでつくる「県福祉・介護人材確保等総合支援協議会」が認証する。
スタンダードは、大枠で▽関係法令の順守といった法人情報▽働きやすさ▽サービスの質――などの基準を満たす必要がある。プラチナはさらに、直近3年の離職率平均が13・2%以下(年度ごとに見直し)など、いくつかのより厳しい条件が課されている。
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7月末、県庁で初のプラチナ…