かき氷、盛り付けむちゃ その名も「殿!御乱心」 高松

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平岡春人 江湖良二
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 「殿!御乱心」「殿悶絶(もんぜつ)!?」……。大名庭園だった高松市の栗林公園で、ユニークな名前のかき氷が味わえる。

 かき氷を売るのは、茶店の花園亭。メロンやみぞれの12種類のほかに、オリジナルが6種ある。その一つ「殿!御乱心」(1千円)は抹茶と練乳、あんこの氷に栗のアイスクリームがコーンごと逆さにささる。

 親と店を切り盛りする大西日登美さん(37)が5年ほど前、園内で採れたアンズや梅のジャムをかけたのが始まり。園と高松松平藩とのゆかりから、それぞれ「あんず姫」(650円)、「お梅の局(つぼね)」(600円)と名づけた。

 その後、「むちゃくちゃに盛り付けた」(大西さん)という「殿!御乱心」が誕生。ほかに、練乳と香川県産イチゴの「いちご姫」(800円)、米こうじを使った「甘酒氷」(600円)もある。今季からは、酸味の強いレモンシャーベットを氷の中に入れた「殿悶絶!?」(750円)も売り出した。

 「御乱心」は当初、一つも売れないだろうと考えていた。だが、外国人観光客が面白がり、1日に10杯近く売れる日も。英語のメニューは「抹茶、ミルク、あんこと栗のアイス」とそのままだが、大きさや形がうけているらしい。

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