大坂破ったセリーナ、穏やかに「テニスのおばあちゃん」
女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が9日、昨夏、4大大会初優勝を成し遂げた全米オープン決勝で破ったセリーナ・ウィリアムズ(米)と約1年ぶりに対決し、3度目の顔合わせで初めて敗れた。
カナダ・トロントで開かれているロジャーズ・カップの女子シングルス準々決勝は「因縁の対決」だった。昨年の全米決勝で、セリーナは判定にいらついて審判に抗議を繰り返した。セリーナ側についた観客から激しいブーイングが起き、会場が騒然となるなか、大坂が頂点を極めた。9日の一戦は、あの時以来の顔合わせだった。
大会公式サイトによると、大坂は試合に向けて「たぶん、たくさんの人が試合を見ると思う」と話し、セリーナについては「私のテニスの母みたいな存在。彼女を見て育ったし、すごく尊敬している」とわだかまりがないことを明かしていた。
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セリーナは今夏、米ファッシ…
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