県教育委員会は今夏、SNSを使って高校生らの相談を受け付ける取り組みに初めて挑戦している。高校生が日常的に使っている無料通信アプリのLINEを活用することで、電話や手紙よりも気軽に相談してもらえたらと導入した。

 相談方法の選択肢を増やして、問題が深刻化する前に防ぐねらいだ。県立の高校、付属中学、特別支援学校のほか、私立高校の生徒からも相談を受け付ける。対象は約5万7千人。

 生徒にはQRコードのついた名刺サイズのカードを配り、LINEを使った臨床心理士とのやりとりを通して、気軽に相談ができるようにした。

 22日現在で435人が登録し…

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