不自由展中止に美術評論家連盟「自ら判断する権利奪う」

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 「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、美術評論家連盟(会長=南條史生・森美術館長)は7日、「『表現の自由』という民主主義の基本理念が根本から否定された」とし、「開始当初のすべての展示が取り戻される社会的状況が整えられることを望む」とする意見表明を発表した。

 表明では「表現活動が暴力や脅迫によって抑圧されることはあってはならない」とし、「暴力行為から市民の活動を守ることが警察を含めた行政の役割」と指摘。行政による作品の撤去や隠蔽(いんぺい)は「市民自ら判断する権利、鑑賞する権利を奪うことを意味」すると述べている。

 全文は下記の通り…

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