石川)日韓交流事業、県内でも延期・見送り相次ぐ

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浅沼愛
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 日韓関係の悪化で、石川県内の交流事業にも影響が出ている。

 県国際交流課によると、韓国・全羅北道が、今月予定していた中学生の来日を延期した。韓国側から「保護者が『日本からの帰国後、周囲の人から何か言われるのでは』と懸念している」と説明を受けたという。交流は1996年度に始まり、毎夏12人の生徒が隔年で互いの都市を訪ね、学校やホームステイで親睦を深めた。今年は2~7日、全羅北道の生徒が来日する番だった。延期の連絡は先月30日だったという。

 金沢市も、姉妹都市の韓国・全州市で今月開かれる「金沢伝統工芸展」への参加団派遣を延期した。市国際交流課によると、韓国の主催団体から6日に派遣延期の要請を受けた。理由は伝えられていないという。

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 七尾市と、姉妹提携を結ぶ韓…

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