アフリカ南部旅、ビッグ5も高級列車も プロの一押しは

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ヨハネスブルク=石原孝
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アフリカに暮らして

 日本から遠く離れたアフリカ大陸。飛行機を乗り継いでやってきた先には、野生動物の楽園や壮大な自然の景色が出迎えてくれる。でも、アフリカのどこの国に行くべきか悩んでいる人も多いはず。そこで、現地に住む日本人の3人の旅行業者に「本当におすすめできる観光地はどこか?」と聞いて回った。初回はアフリカ南部編。

 話をうかがったのは、南アフリカのヨハネスブルクにある旅行会社「パンアジアトラベル」に勤める片山耕成さん(56)。約20年もこの地に住み、旅行業界で働いてきたベテランだ。

 まず、日本人の旅行者に人気がある観光プランを聞いてみると、「4泊7日の旅で、喜望峰などがあるケープタウンとビクトリアフォールズを組み合わせたものが定番です」と答えてくれた。機内泊もあるなかなかしんどい旅程だ。長期休暇が取りにくい人も多い事情もあるのだろう。

水しぶき、ビショビショになるほど

 ケープタウンは、南アフリカの南西部にある。青い海と垂直に切り立った「テーブルマウンテン」が絶景を作り出す。世界でも名高いワインの産地と知られる。人気が高いのはうなずける。南アフリカの治安を心配する人もいると思う。だが、観光地に行くだけなら、そこまで心配する必要はないと私は思う。

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 ビクトリアフォールズは、世…

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