宝塚歌劇団の元星組男役、七海(ななみ)ひろきの挑戦が止まらない。スタイリッシュな舞台姿と愛らしい人柄で人気を集め、今年3月に惜しまれつつ退団。8月21日にキングレコードからメジャーデビューし、作詞や作曲、声優など新たな世界に挑み続けている。男役の肩書がなくなった今も、活動の原点は「素敵だと思ってもらえる存在でいたい」「ときめき、恋してもらいたい」。退団から5カ月が経った今の心境を聞いた。
――退団したとき、「男役」を手放す怖さはありませんでしたか
後悔があるうちは、辞めない方がいい。私が退団を決めたときは「よし、ここで辞めよう」と決めていたので、寂しさとかはなかったですね。千秋楽の最後の日まで、「宝塚の男役・七海ひろき」というものを確立させたいと思っていました。
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宝塚というところはさよなら…
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