高知)まんがが伝える戦争 若き特攻隊員の絵手紙展示
湯川うらら
戦争の悲惨さと平和の大切さを伝える企画展「まんがが伝える戦争と平和」(高知市など主催)が高知市桟橋通4丁目の市立自由民権記念館で開かれている。15日まで。
市は、広島に原爆が投下された8月6日を「高知市平和の日」と定め、1989年から毎年企画展を開催している。今回は、特攻隊員の山崎祐則(すけのり)さんの漫画や絵手紙など86点を展示した。
山崎さんは25(大正14)年に高知市で生まれ、現在の香南市夜須町で育った。16歳で予科練習生として海軍航空隊に入隊。45年3月に出水基地(鹿児島県)から特攻機「銀河」で出撃し、19歳で戦死した。その2年半の間に、家族へ115通の手紙を残した。
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手紙には、予科練の授業や仲…
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