都構想巡る取材など無断録音 大阪市、文書130件開示

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半田尚子 増田勇介
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 大阪都構想の具体案を作る法定協議会が開かれる際、大阪府大阪市の職員が府・市議と記者のやりとりを無断で録音していた問題で、同市は録音内容を記録した130件の文書を開示した。朝日新聞社の情報公開請求に応じた。文書には、法定協の審議に直接関わる話題だけでなく選挙や大阪・関西万博のやりとりも含まれていた。

 開示されたのは、府と市でつくる副首都推進局の職員が2017年6月から今年6月までに作成した文書130件計394枚。法定協や日程調整する代表者会議の終了後に、各党の議員が報道各社の取材に応じた際のやりとりを文字に起こしていた。

 府・市議計10人の会話内容が記され、政党別では自民党33件、公明党32件、共産党22件で、知事と市長の所属する大阪維新の会は43件だった。最多は法定協会長の維新・今井豊府議(34件)で、自民・花谷充愉府議(31件、今春の統一地方選で落選)、公明・八重樫善幸府議(29件)の順。

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 全文書の表題は議員名の「囲…

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