1期で消える国会議員、言葉遣いに特徴 筑波大が調査

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勝田敏彦
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 選挙で当選しても再選されず、1期で消えていく国会議員の言葉には「丁寧な言葉遣いが少ない」「損得勘定の表現が多い」といった特徴があることが、国会の会議録から浮かび上がった。筑波大の研究チームが学会誌に発表した。

 筑波大の掛谷英紀准教授らは、ブームに乗って初めて衆院議員になったいわゆる「チルドレン議員」に着目。2009年8月の総選挙で旧民主党から当選した「小沢チルドレン」139人と、05年9月の総選挙で自民党から当選した「小泉チルドレン」83人の国会での発言とその後を調べた。

 再選されなかった議員の特徴として、小沢チルドレンでは「教えていただきたい」「教えてください」などと「教える」という動詞がよく使われていた。自信のなさがうかがわれるという。小泉チルドレンは「売る」「もうかる」「ふやす」など損得勘定に関する表現をよく使っていた。

 一方、地方選挙を含めて再選…

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