車のまち・愛知県豊田市が、市美術館で開かれている「クリムト展 ウィーンと日本1900」(朝日新聞社など主催)に合わせ、運転手なしの自動運転実験をする。市美術館の来館者も乗ることができ、市は「自動運転の技術を広くPRしたい」という。
市は2017年以降、名古屋大学などとともに同市足助地区の山間地や同市稲武地区の集落で実験を重ねてきた。今回は29~31日、人通りや交通量が多い中心市街地で実験する。
改造した4人乗りの電動ゴルフカートで、名鉄豊田市駅前から市美術館駐車場までの約1・3キロを時速15キロほどで自動走行する。途中には信号があり、片側2車線の国道交差点を横切る。実験コースには路線バスが走るほか、沿道に飲食店が並んでおり、市は「中心市街地の移動手段として有効性があるか検証したい」としている。
カートの運転席と助手席には…
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クルマは自動で目的地へ
自動運転にはレベル0から5まであります。[もっと見る]