長崎)参院選、3万票差の接戦 与野党課題浮き彫り

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小川直樹 榎本瑞希
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 事実上の与野党一騎打ちとなった参院選長崎選挙区(改選数1)は21日、自民現職の古賀友一郎氏(51)が議席を守ったものの、国民民主新顔の白川鮎美氏(39)が約3万票差と肉薄した。ともに結束力に不安を抱えての選挙戦。接戦の結果は、それぞれの陣営の課題を浮き彫りにした。

 「これからがいろんな難局に直面する正念場」。当選から一夜明けた22日朝、古賀氏が報道陣に語った。

 古賀陣営は、野党候補に17万票超の差をつけて初当選した6年前と同様、多くの地方議員を抱える自民県連をあげての組織戦を図った。「政治の安定」を繰り返し訴え、岸田文雄政調会長ら党幹部も駆けつけた。だが、6年前の約36万票から10万票以上も得票を減らし、白川氏の追い上げを許した。

 この結果について、古賀氏は…

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