宮城)五輪で震災伝えたい 英語の語り部めざす

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編集委員・石橋英昭
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 1年後に迫ったオリンピック・パラリンピックで、海外から訪れる人に英語で震災のことを伝えようとしている語り部がいる。津波で両親と、ふるさとの街を失った高橋匡美さん(53)=宮城県塩釜市=だ。県が公募した語り部ボランティアに登録し、英語の猛練習を続ける。

 《Where is the place you call home?(あなたのふるさとはどこですか?)》

 高橋さんはそう問いかけて語りを始める。「そこにいる家族や友人と話したのは、最近いつですか?」――。

 高橋さんのふるさとは石巻市

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