山本太郎氏、自身は議席獲得ならず 衆院選で立候補意向

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 山本太郎氏(44)が4月に立ち上げた「れいわ新選組」は、比例区と選挙区で計10人を擁立した。山本氏自身も比例区から立ったものの、得票を伸ばせず、落選が決まった。

 落選が決まり、支持者らの前に姿を見せた山本氏は「一切後悔はない。代表としてできる限りのことをしていく」と笑顔で述べ、重度障害のある2人の候補者を当選させた成果を強調。その上で次回の衆院選で立候補する意向も示した。

 山本氏は2013年の参院選東京選挙区で脱原発を訴え、初当選した。自由党の共同代表を務めたが、国民民主との合流に加わらず新党を設立。今回は優先的に当選できる比例区の「特定枠」に障害を抱える2人を指定したため、山本氏の当選のためには少なくとも比例区で3人当選できるだけの得票が必要だった。

 選挙戦では消費税廃止や積極的な財政出動といった「反緊縮」を主張。選挙費用としての寄付を約3万人から4億円以上集めたとするなど、一定の支持を広げた。

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