スポーツ好奇心
今年1月の大阪国際女子マラソンで一躍、脚光を浴びたノーリツの中野円花(まどか)。無名の27歳が自己記録を約4分更新して4位に入り、9月の東京五輪代表選考会、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した。ところがMGCは辞退し、ほぼ同時期にある世界選手権出場を選んだ。その理由は。
「1カ月悩んだ」
東京開催のMGCか、それともカタール・ドーハで行われる世界選手権か。究極の選択だった。「1カ月悩んで、いろんな人に相談もしました」。中野はそう明かした。
MGCは9月15日にあり、男女とも上位2人が東京五輪代表に決まる。残りは各1枠。女子は19~20年にかけて行われるさいたま、大阪、名古屋の3大会で2時間22分22秒以内のタイムが最低条件で、該当者なしならMGC3番手が代表になる。
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世界選手権は9月27日開幕…
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