河野外相、韓国大使に抗議 語気を強めて「極めて無礼」

有料記事

鬼原民幸
[PR]

 韓国大法院(最高裁)による元徴用工判決をめぐり、韓国政府は日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置に応じなかった。これを受け、河野太郎外相は19日午前、外務省に南官杓(ナムグァンピョ)駐日韓国大使を呼び、激しく抗議した。

 会談で河野氏は「韓国が国内の判決を理由に国際法違反の状況を放置しておくことは国際的にも許されない」と指摘。「韓国政府がいま行っていることは第2次世界大戦後の世界秩序を根底から覆すものに等しい」と、是正を求めた。

 南氏は半導体材料の輸出規制強化を念頭に「日本側の一方的な措置によって両国民と企業が困難な状況に陥り、被害が発生している」と批判。「両国政府はできる限りすべてのレベルで対話し、解決の努力をともにできればと期待している」と話した。

ここから続き

 南氏はさらに、日韓の企業が…

この記事は有料記事です。残り396文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら