大阪)バスの内装シックにポップに いまざとライナー
松尾由紀
大阪市東部を南北に走る地下鉄今里筋線。その延伸計画区間に市と大阪メトロがバス高速輸送システム(BRT)「いまざとライナー」を走らせる社会実験が続けられている。需要喚起の起爆剤にと力を入れたのがバスの内装。シックだったり、ポップだったり。14台すべてが違う姿で街を走っている。
「前のとは違うなあ」「私はこれ乗ったことあるで」。平日の昼下がり。地下鉄今里駅(東成区)に隣接した停留所を出発した「いまざとライナー」では、60歳代の女性たちがおしゃべりをしていた。グレーを基調にした内装のテーマは「クール」。若い男性の部屋をイメージした。
井高野駅(東淀川区)と今里駅を結ぶ今里筋線には、今里駅から6・7キロの延伸計画がある。しかし、採算の見通しが立たないことから事業は凍結中だ。
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4月に始まった社会実験では…
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