ののちゃんのDO科学
「瞳の色が違うと、見える景色も変わるの?」
埼玉県・中山怜さん(高1)からの質問
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ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。<br>science@asahi.com
ののちゃん 夏休みに見たい映画があるんだ。青い目をしたアメリカの女優さんが出ていてね。外国には、青い目の人が多いのかな。
藤原先生 日本人も含めたアジア人に比べると、欧米に多い白人では青い目の人の割合が高いと言われているよ。アジア人では茶色が一般的だね。世界的にみると、緑や灰色、琥珀色の人もいるそうよ。
のの へえー。どうして、そんなにいろいろな色があるの?
先生 色が違う部分は「虹彩」と呼ばれていて、ここにある色素のタイプや量で色が決まるの。たとえば、あるタイプの色素が多い人は濃い茶色っぽくなるし、逆に少ないと青くなる。色素のタイプや量は、親から子どもに受け継がれる遺伝子で決まるから、人種によって多い色があるのよ。
のの それだけ目の色が違うと、見えるものの色も変わるのかな。
先生 いいえ。色の見え方は…
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