和歌山)11月に新宮城で記念催し 水野家入部400年

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東孝司
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 和歌山県新宮市の新宮城に領主水野家が入って400年になるのを記念したイベントが、11月9、10日に城跡などで開催される。市や市観光協会、商工会議所などでつくる実行委員会と、一般財団法人自治総合センター(東京)の主催で、シンポジウムや物産展などが繰り広げられる計画だ。

 新宮城は熊野川河口に築かれた紀州藩新宮領の統治拠点。1600年に浅野家が領主となり、浅野家の三原(広島県)移封に伴って1619年に水野家が新宮入りした。以後、明治維新まで水野家が10代にわたって新宮を治めた。城は1873年の廃城令で取り壊されたが、石垣などの跡地は国史跡になっている。

 イベント名は、水野家入部400年記念事業「水野家と新宮城下町」。11月9日に市役所別館で、水野宗家20代当主の勝之氏や新宮水野家の子孫であるモニカ・水野・ベロイターさんらを招いたシンポジウム、10日に時代装束を着た関係者による入城行事やチャンバラ合戦、川舟から城跡を見るイベントなどがある。

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 水野家ゆかりの刈谷(愛知県

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