海水浴場も競争の時代 集客の秘策は巨大アスレチック

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才本淳子
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 大型遊具「海上アスレチック」を新設する海水浴場が相次いでいる。レジャーの多様化で客足の減少傾向が続いており、親子連れの取り込みを狙う。海と戯れても「心地よくない」という若者が増える中で、にぎわいを取り戻せるか。

 高知県最東端の東洋町白浜海水浴場に13日、ビニール製の滑り台やトランポリンを組み合わせた海上アスレチック「ビーチホッピング」がオープンした。

 高さ最大4メートル、広さ35メートル四方の遊具の上で、子どもたちはピョンピョンはねたり滑ったり。そして海へドボンとはしゃいでいた。兵庫県西宮市から訪れた児玉志緒さん(8)は「ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)より楽しい!」。一緒に訪れた秋山璃歩さん(12)も「ひっくり返って海に落ちるのもおもしろかった」。伊勢エビ漁師でスタッフの森本浩一さん(65)は「子どもらが楽しそうで、いい光景ですね」と喜ぶ。

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