のんびり走る鉄道 残ればなぁ(笑ってる場合かヒゲ 水曜どうでしょう的思考)

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藤村忠寿(HTB「水曜どうでしょう」チーフディレクター)

 今回は僕の好きな鉄道の話をしましょう。「水曜どうでしょう」の旅では、いろんな列車に乗りました。初めて新幹線のグリーン車に乗ったとき、大泉洋くんが大喜びしていました。当時、九州を走っていた特急「つばめ」には豪華な個室があって、みんなでビールを飲みながらはしゃいだのは楽しい思い出です。寝台列車に乗ったときは、寝台券が3枚しか取れず、一番年下の大泉くんだけ普通座席に座らせたことがあります。でも、さすがにそれではかわいそうだと、夜中にこっそり寝台を譲ってあげたりしてね。

 鹿児島県の指宿温泉へと向かう列車の中では、名物の「白熊」という巨大なかき氷を鈴井貴之さんと競争しながら食べ、途中で大笑いして氷を噴き出してしまったり。海外では、アラスカで氷河を見に行くときに列車に乗りました。日本の列車よりも座席がゆったりとしていて気持ち良く、車窓から手つかずの大自然を眺めていると、河原に大きな熊がいて大騒ぎしました。

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 タタンタタン、タタンタタン…

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