トヨタ、3月期業績予想を下方修正 円高響き、一転減益

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竹山栄太郎 細見るい
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 トヨタ自動車は2日、2020年3月期の業績予想(米国会計基準)を下方修正し、本業のもうけを示す営業利益が前年を下回りそうだと発表した。当初は前年比3・3%増の2兆5500億円とみていたが、想定より円高が進むとみて、一転、2・7%減の2兆4千億円に引き下げた。

 下方修正のおもな要因は、対ドルの想定為替レートを当初より4円円高の1ドル=106円に見直したことだ。ユーロなども含めた為替変動の影響で、営業利益は前年比3500億円押し下げられ、原価改善では補い切れないとみる。

 売上高の予想は当初の30兆円(0・7%減)から29兆5千億円(2・4%減)、最終的なもうけを示す純利益も2兆2500億円(19・5%増)から2兆1500億円(14・2%増)に下方修正した。

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