ジュニア初優勝の望月慎太郎、指導者も絶賛の「強心臓」

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遠田寛生
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 テニスのウィンブルドン選手権は14日、ジュニアの男子シングルス決勝で、第8シードの望月慎太郎(Team YUKA)がカルロス・ヒメノバレロ(スペイン)と対戦し、6―3、6―2で勝ち、4大大会の同種目で日本勢として初めての優勝を果たした。

 優勝会見。第一声で「自分はシャイだから」と言って報道陣を笑わせた望月は、恥ずかしがり屋とは思えないほど、堂々と質問に答えた。練習を積む米フロリダ州のIMGアカデミーの先輩である錦織圭日清食品)から受けた助言などについて聞かれると、即座に「たくさんのことを学んでいる」と返答。少し間を置いて「それに彼はスマート」と、先輩をたてる気遣いも忘れない。

 強さの要因に、IMGアカデミーで望月を指導する山中夏雄コーチ(45)は、精神面の強さを挙げる。いつも試合で取り組むことを事前にコーチに誓うといい、この日は「平常心」「一つの試合としてプレーする」。その言葉を実践してみせた。

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 決勝前にも、メンタルの強さ…

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