拿捕のイラン船「行き先の確証得られれば解放」 英外相
ロンドン=下司佳代子
イランからシリアに原油を運ぼうとしていた疑いのあるタンカーを英領ジブラルタル自治政府が拿捕(だほ)した問題で、英国のハント外相は13日、イランのザリフ外相と電話で協議した。行き先がシリアではないとの確証が得られれば、差し押さえられているタンカーの解放に協力する考えを伝えたという。
ハント氏が自身のツイッターで明らかにした。協議は「建設的」に行われ、英国側の懸念は「タンカーが運ぶ原油の出所ではなく行き先」だと明確に伝えたという。これに対し、ザリフ氏は「イランはこの問題の解決を望み、エスカレートさせようとはしていない」と語ったとしている。
ジブラルタル自治政府は4日…
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