セリーナ「平等について戦い終える日は私が墓場にいる」

有料記事

遠田寛生
[PR]

 テニスのウィンブルドン選手権第12日は13日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング10位のセリーナ・ウィリアムズ(米)は、同7位のシモナ・ハレプルーマニア)に2―6、2―6で敗れた。4大大会女子シングルスで歴代最多に並ぶ通算24勝目がかかっていたが、お預けとなった。

 完敗だった。59分で圧勝した準決勝とは対照的に、わずか56分でセリーナの優勝は断たれた。凡ミスを示すアンフォーストエラーは相手の約9倍も多い26と、自滅に近い内容。元世界1位には受け入れがたい形だが、試合直後の優勝セレモニーでは「シモナ(ハレプ)は、考えられないぐらいすごいプレーをした。おめでとう」と、笑顔で祝福もした。

 女子テニス界を長い間引っ張ってきたセリーナも、最近は決勝で結果が出ない。4大大会で最後に勝ったのは、産休前の2017年全豪。同年9月に長女を出産し18年3月に復帰して以降、決勝には18年ウィンブルドン、18年全米、今大会と3回進んでいるが、全て準優勝に終わっている。

ここから続き

 産休前との状態の違いについ…

この記事は有料記事です。残り475文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら