「一つの幕が開く時きた」 ハンセン病首相談話に原告ら

有料記事

[PR]

 政府は、元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴期限を迎える12日、安倍晋三首相の談話と政府声明を発表した。

 談話の発表を受け、ハンセン病家族訴訟の原告や弁護団は12日午後、東京・永田町の衆院議員会館で記者会見を開いた。

 共同代表の徳田靖之弁護士は「私たちの思いを正面から真摯(しんし)に受け止めていただいたと高く評価できる。私たちを信頼して共に闘った家族の努力と勇気に敬意を表したい」と語った。

 その上で「大きな勝利であり、歴史的な歩みになったが、一歩にすぎない」と位置づけ、裁判に参加しなかった人や、今回の判決で請求が棄却された人たちの問題を解決するための取り組みを続ける意向を示した。

ここから続き

 また、同日午前に取材に応じ…

この記事は有料記事です。残り437文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら