国際スポーツ大会の期間中に性的少数者(LGBTなど)が交流し、安心して過ごせる施設「プライドハウス」が今秋のラグビーワールドカップ(W杯)に合わせて東京・原宿に設けられる。ラグビーW杯での試みは今回が初めてで、来年の東京五輪・パラリンピックでも設けられる予定だ。
プライドハウスは2010年バンクーバー冬季五輪時に地元のNGOが始めた取り組み。その後、五輪・パラリンピックやサッカーW杯でも活動は広がっている。「プライドハウス東京コンソーシアム」代表の松中権さんは「この取り組みを一過性にせず、レガシーにしていきたい」と話す。
松中さんによると、スポーツは男女に分けられる競技が多く、性的少数者に対する差別や偏見が根強いという。プライドハウスは、世界中から訪れる性的少数者の選手や家族らが安心できる場所を作ろうとしたことが設置のきっかけだった。
プライドハウス東京にはLG…
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