山口)児童書専門店40年 歩みたどる展覧会 下関
山田菜の花
山口県下関市の児童書専門店「こどもの広場」が今年、40周年を迎える。代表の横山真佐子さん(71)らが本を通じて子どもたちの心を育んできた歩みを、ゆかりの作家3人の作品とともに振り返る展覧会が12日、山口県下関市立美術館で開幕する。
トラ、ライオン、フクロウ――。色とりどりの動物たちが壁一面に浮かび上がった。絵本作家、あべ弘士さん(71)が青森・弘前で製作した「ねぷた」だ。高さ約2・5メートル、幅約3・5メートルもある大作4枚を並べ、内側から光を当てる。
展覧会では計約80点を展示。あべさんのほか「ふしぎなえ」などで知られる画家の安野光雅さん(93)、「魔女の宅急便」や「おばけのアッチ」シリーズの児童文学作家、角野栄子さん(84)の作品が登場する。
こどもの広場は1979年1…
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