部屋の隅から動かぬ長男 抱え込む親に「泣ける場」を

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小川崇
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 ひきこもり、ひとりで悩まないで――。子どものひきこもりを経験した愛知県岡崎市の主婦大庭和子さん(54)が、ひきこもりで悩む人やその家族らが語り合える場をつくり、活動を続けている。14日には同市内で有識者らを招いた講演会を開く。

 大庭さんは2016年、市民団体「ひきこもりを考える会 ゲートキーパー『おじぎ草』」を設立。同じような悩みを持つ主婦ら有志5人とともに毎月2回、岡崎市内でひきこもりの当事者、経験者、その家族がそれぞれ集まって語り合う交流会を開いている。

 活動を始めたのは、自身が長男(29)のひきこもりで悩んだことがきっかけだ。

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 「17年前、当時小学6年生…

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