メルケル独首相、3週間で3度の震え ぬぐえぬ健康不安

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ベルリン=野島淳
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 ドイツメルケル首相は10日、フィンランドのリンネ首相をベルリンに迎えた式典で、体が震える発作を起こした。同様の症状が出るのは、ここ3週間で3度目となる。メルケル氏はその後の記者会見で「心配は要らない」と話したが、健康不安は拭えていない。

 ドイツメディアが放送した映像によると、メルケル氏は屋外での式典に参加。リンネ氏の横で起立して国歌の演奏を聞いていた際、体や足が小刻みに震え、顔をしかめた。式典後の記者会見では笑顔を見せ、「調子はいい」と述べた。

 メルケル氏は6月18日、ウクライナのゼレンスキー大統領を迎えた屋外での式典で、震えが止まらなくなった。この際は30度近い気温で、「水分不足だった」と述べた。ところが同27日に屋内であった新しい法相の任命式典でも、同様の震えの症状が出た。

 メルケル氏はその直後、大阪…

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