八村塁に続け 6戦239得点の18歳、米バスケ留学へ

有料記事

松本行弘
[PR]

 八村塁ドラフト1巡目指名で注目度が上がったNBA(米プロバスケットボール協会)。NBAを目指して米国留学に旅立つホープがいる。富永啓生(けいせい)、18歳。ゴールリングを遠くから面白いように射抜く丸刈りのシューターだ。渡米を控え、心を弾ませている。

 留学先が決まったのは6月。高校卒業後、自宅のある名古屋市内で週2回の英会話レッスンと自主練習を続けて待っていた。「ホッとした。不安より楽しみの方が大きい」。直後の同月21日(日本時間)にドラフト会議があり、「見ていました。(八村の指名が)あんなに上位なんてすごい。びっくりした」。自分もいつか、と自然に心が躍った。

規格外の3Pシューター

 入学するテキサス州のレンジャー・カレッジは、2年制の短大の大会で昨季全米2位。「強いのと、元ケンタッキー大のコーチがヘッドコーチをされているので」。ケンタッキー大は大勢のNBA選手が輩出している。八村が所属したゴンザガ大のようなNCAA(全米大学体育協会)1部の大学に編入し、NBAへ、と青写真を描く。

 「規格外」のシュート力で脚…

この記事は有料記事です。残り989文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

1990s - 2023 JAPAN BASKETBALL

1990s - 2023 JAPAN BASKETBALL

1990年代のバスケブームから現在へ。これは、日本バスケのパイオニアたちが積み上げてきた物語。[もっと見る]