60年前のコンピューター、動かし続ける「守人」

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文・写真 勝田敏彦
【動画】60年前のコンピューターを動かし続ける技術者・浜田忠男さん=勝田敏彦撮影
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 計算のたびに電磁石でスイッチが開閉し、ガシャガシャッと音がする。そんな60年前のコンピューターが、静岡・沼津にある富士通の工場で今も動いている。国産旅客機「YS11」の設計にも使われるなど、日本の高度成長期の技術を支えた名機。動かし続ける浜田忠男さん(49)の思いとは。

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 計算のたびに電磁石でスイッチが開閉し、ガシャガシャッと音がする。重さ3トン。そんな60年前のコンピューターを静岡県沼津市の工場で動かし続けている。「そして、これからも、ずっと」

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