ハウステンボス「値下げ」へ 7千円で楽しめる施設拡大

有料記事

山下裕志
[PR]

 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)は9日、入場券の料金を10月1日から見直すと発表した。1日券で利用できる有料施設が広がり、事実上の「値下げ」になる。入場客数が伸び悩むなか、5月に沢田秀雄氏が会長に退き、坂口克彦氏が社長に就いた。新体制のもと、入場客数の増加に向けて反転攻勢をかける。

 「入場料金について多くの要望をもらっていた。追加料金がたくさんあり、変えてほしいという声が多かった」。HTBでの記者会見で坂口社長はこう語った。

 1日券の「1DAYパスポート」(大人)はこれまで、値上げ傾向にあった。2010年に4500円(税込み、以下同)だった料金は、18年に7千円に。東京ディズニーランドの7400円とほぼ同水準だ。

 新料金では、1日券は7千円で据え置き、利用できる施設を拡大する。これまでの約50施設に加え、ジュラシックアイランド(2100円)や白い観覧車(600円)など六つの有料施設も利用できるようにする。

 さらに、妊婦とその同伴者1…

この記事は有料記事です。残り502文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら