熊本)桜町の再開発施設で資材焼ける

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後藤たづ子 白石昌幸
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 8日午後10時40分ごろ、熊本市中央区桜町の市街地再開発事業施設(通称MICE)で火災があった。熊本中央署と熊本市消防局などによると、8階の機械室に置いてあった工事用具など資材約15平方メートルが焼けた。消防によると、男性(28)が転倒して左手を負傷し、病院に搬送された。

 共同企業体の大成建設によると、火災は、熊本城ホールなどが入る公益施設棟8階の屋外機械置き場で発生。仮設の足場を解体していた作業員が火災に気づき、約10分後に共同企業体の所員が消火器で消火を始め、約1時間後に鎮火したが、鉄製の棚付近にあった電源コードや工具類が燃えた。けがをした男性は所員で、消火活動の際につまずいたという。

 再開発施設は、商業施設やホテル、住居などが入る複合ビルで9月に開業予定。6月26日にも工事中のテラスの床や資材が焼ける火事があった。

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