トランプ政権を「無能」 元大使にきく、機密公電とは?

有料記事

聞き手・畑宗太郎
[PR]

 イギリスの駐米大使が米国のトランプ政権を「無能で機能不全」と酷評する機密公電を本国に送っていたことが暴露されました。公電には外交上重要なことが書かれていそうですが、いったいどんなものなのか。実際に相手国の首脳の評価などが書かれているものなのでしょうか。そもそも、その国を代表して相手国に駐在する大使のお仕事とは。2001~04年に英国大使を務めた元外交官の折田正樹さん(76)に聞きました。

 ――今回明らかになった公電について、どう感じましたか。

 ずいぶんと率直で個人的な見解が出てきたものですね。公電に個人的な見解が書かれていたこと自体には驚きませんが、それが漏れたことは驚きですね。どのようにして漏れたのか、誰がどんな意図で漏らしたのかは全くわかりません。

ここから続き

 ――こういったものが漏れる…

この記事は有料記事です。残り1450文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら