三重)紀勢線全線開通60周年、記念の駅弁 松阪

有料記事

[PR]

 JR紀勢線が全線開通60周年の「還暦」を15日に迎える。沿線の三重県松阪市にある老舗駅弁店の「元祖特撰(とくせん)牛肉弁当」も同じ年月、往来する旅客らに愛されてきた。製造販売する「新竹商店」は記念と感謝の意味を込め、鉄道ファンらに人気の「鉄道掛け紙シリーズ」2作を10日、新発売する。

 新竹商店は1895(明治28)年、松阪駅の売店として開業。紀勢線全通の1959(昭和34)年7月15日は、元祖特撰牛肉弁当の誕生日でもある。

 扱う各種弁当の中でも、黒毛和牛を網焼きにして「秘伝のたれ」をからめた人気商品。さらに、紀勢線などの車両を沿線の風景とともに撮った写真を弁当箱の掛け紙にしたシリーズは、鉄道ファンの根強い支持を得ている。廃番となった1作を除く22作を売り続けていて、新たに2作が加わる。

ここから続き

 第24作は大紀町で撮影され…

この記事は有料記事です。残り332文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら