地域をよくする活動に取り組む子供たちを、お金の面から支援する「なとりこどもファンド」の今年度の助成先12団体が決まった。小中高校生のプレゼンテーションを同世代が採点し、合否を決めるユニークな仕掛けだ。
宮城県名取市と復興事業で縁が深い西松建設の拠出で2年前に始まり、3回目の今年から市の事業になった。助成の上限は1件10万円で、総額100万円。応募資格があるのは名取市在住か通学する18歳以下の団体で、12人の審査員も公募で選ばれた。
7日にあった公開審査会では、12団体の子供たちのプレゼンが熱を帯びた。
高舘小6年の大友杏奈さん(…