あの宮崎が絶賛、豪速球127キロ ハンドの技、動画で
吉田純哉
【動画】ハンドボールの部井久アダム勇樹選手=高橋雄大撮影
技―WAZA―
空中でためを作った後、豪速球でゴールを打ち抜く。その最速は、時速127キロ。ハンドボール日本代表の若きエース候補が、部井久(べいぐ)アダム勇樹(20)だ。
「今まで見た中で一番速い」
「今まで見た代表選手のなかで一番速いよ」
ハンドボールの第一人者、宮崎大輔(38)からそう声をかけられたのは、2年前。史上初めて、高校生で日本代表デビューを果たした時だった。
「才能とか、生まれ持ったものはあると思う」と部井久は率直に言う。身長194センチ、体重100キロ。父はパキスタン出身で元クリケット選手、母は日本人で元バレーボール選手だ。
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高校時代は細かった。福岡・…
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