「加計」新学部生、地元の歓迎感じるが… 人口減る今治
旅する記者 今治編 (大阪からの総走行距離 578キロ)
青く輝く海岸線には、造船所が並んでいた。レンタカーで参院選の現場をめぐる企画「旅する記者」。岡山県倉敷市真備町地区から「しまなみ海道」を通過し、愛媛県今治市に入った。
国内最大のタオルの生産地として知られ、平安時代から海運業が発達してきた。7日夕、中心街を貫く今治商店街を歩いた。
人口、40年前の2割減少
同商店街協同組合によると、1980年代後半は約360店が営業していたが、現在は100店ほど。平日昼間でも買い物客らでにぎわったというが、今は人通りもまばらだ。市の人口は約40年前のピーク時から2割減少し、現在は約16万人。多くの地方都市と同様、若者らの流出に悩まされてきた。
そんな地元の「悲願」が、大学の誘致だった。
いま、この国で問われているのは何だろう。それを探りに、大阪本社社会部の金子元希記者(39)ら取材班が西へと車で旅に出ました。今治では加計学園が新設した学部の学生に話を聞きました。現地の様子は金子記者のツイッター(<a href="https://twitter.com/motokikaneko"><strong>@motokikaneko </strong></a>)で発信。
一夜明けた8日朝、市街地か…
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旅する記者が国の課題の最前線を徹底ルポ
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