南相馬に贈った歌、子どもたちは踊り始めた そして6年

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東野真和
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 原発事故の被害を受けた福島県南相馬市と、東京都杉並区の子どもたちが歌と踊りを通じて交流を深めている。約300キロ離れた二つのまちを結びつけた女性はその後、東京から南相馬に移住した。20、21日には、東日本大震災後初めての海開きをする南相馬の北泉海岸で公演に臨む。

 「トモダチプロジェクト」。企画を立ち上げた狩野(かの)菜穂(なほ)さん(45)はこう名付けた。アイドルグループ「King&Prince」やCMの曲を手がけたシンガー・ソングライター。「トモプロ」には2013年からこれまでに100人以上が参加した。今は小中学生約50人がメンバーだ。

 きっかけは、狩野さんの長男祐人さん(18)が所属していた杉並の少年野球チームと南相馬のチームが対戦したことだった。

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