長崎)雨続き住民避難 地盤緩み、気象台は警戒呼びかけ

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米田悠一郎 舞田正人
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 梅雨前線は3日も九州付近に停滞し、長崎県内は雨が断続的に降り続いた。長崎など各市町に避難所が設けられ、住民たちが身を寄せた。県内では建物被害やけが人は出ていないが、これまでの雨で地盤が緩んでいることから、長崎地方気象台は引き続き土砂災害への警戒を呼びかけている。

 同気象台によると、降り始めの6月29日午前7時から3日午後4時までの降水量は、長崎市野母町で190・5ミリ、雲仙市の雲仙岳で280ミリに達した。

 長崎、雲仙、南島原は2日午後、災害の危険度を5段階で示す警戒レベルの「3」にあたる「避難準備・高齢者等避難開始」を市内全域に出した。南島原市を除き3日夕方に解除されたが、県防災対策室によると3日午後4時半現在、この3市を含む5市1町で計262人が避難している。

 南島原市の避難所に身を寄せ…

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