福島)6人の留学生が飯舘村など視察

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菅沼栄一郎
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 海外の大学院などに在学中で、東京電力福島第一原子力発電所事故後の日本の復興や再生可能エネルギーの広がりの実態を調べているインターン生ら6人が7月の終わり、飯舘村や会津若松市などを視察した。太陽光を発電と野菜の生育などに分けて活用する「ソーラーシェアリング」の論文などを通じ、世界へ発信する予定だ。

 インターン生は、東京の環境エネルギー研究所(ISEP、飯田哲也所長)で研究活動し、提携先の飯舘電力が視察に協力した。女性5人は、いずれも福島県を初めて訪れた。

 6人は7月28日午後、飯舘村佐須の農家、菅野宗夫さん(68)に話を聞いた。菅野さんはまだ、帰還困難区域に指定されていた、震災翌年の2012年から稲作を再開した。

 「原発の事故の経験は、世界…

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