テコンドー協会総会、理事再任否決 会長は認めない姿勢

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中小路徹 塩谷耕吾
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 全日本テコンドー協会の総会が30日、開かれ、日本代表の強化に携わる2人の理事の再任が否決された。金原昇会長は同じ理事2人の再任にこだわる意思を示しており、2020年東京五輪を約1年後に控え、強化の中枢が混乱する事態になっている。

 決算報告が終わった時だった。総会の議決権を持つ正会員23人のうちの1人が、強化委員会や日本代表コーチ陣の解任を求める動議をし、「正会員14人の賛同がある」と、要求書を配ろうとした。強化陣の解任は総会の決議権限になく、議長の金原会長が配布を認めず、挙手による新理事の承認に入った。

 しかし、理事会から推薦された阿部海将・強化本部長と小池隆仁・強化委員長については、賛成が過半数を割り、理事再任は否決。総会は約5時間に及び、金原会長が再決議を提案したが、認められなかった。

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 日本代表の強化陣については…

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