大阪)吹田の「大木」 20年で4倍の数に

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小林裕幸
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 大阪府吹田市NPO法人「すいた市民環境会議」が20年間にわたって市内の「大木」を調査している。万博公園関西大学など、植樹されて管理が行き届いている場所を中心に、大木の数は約4倍になった。一方、宅地開発や大型台風の影響で、大きく育ちながら姿を消した木もあった。

 同会議が身近な環境を知ろうと企画。地上130センチの幹回りが200センチを超える木を「大木」とし、1997年度、2007年度、2017年度の3回にわたり、市民の協力も得ながら大木がある場所や樹種、幹回りなどを記録した。

 その結果、1997年度の調査で420本だった大木が、2007年度には928本に増え、2017年度には1710本に増えていた。樹種では、「市民の木」に選定されているクスノキが最も多く、2017年度の調査では4割近くを占めていた。

 特に大木が多いのは万博公園…

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