習氏「いじめ行為に反対」 米国意識?首脳会談前に訴え

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福田直之
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 トランプ米大統領との直談判を前に、中国の習近平(シーチンピン)国家主席主要20カ国・地域首脳会議G20サミット)の舞台を生かして「反保護主義」の世論づくりに奔走している。米国の圧力にさらされる各国と連帯して自らの正当性を訴える狙いだ。

 「保護主義、一国主義、いじめ行為に反対し、共同で多国間主義自由貿易体制を守る必要がある」

 国営新華社通信によると、習氏は28日に会談したアフリカ3カ国首脳にそう呼びかけた。名指しは避けつつも米国を指すのは明らかで、その圧力に立ち向かう中国を国際協調の旗手に位置づけた。

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