宮城)築90年の松島海岸駅 念願のバリアフリー化

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志村英司
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 松島観光の玄関口となるJR仙石線・松島海岸駅(宮城県松島町)が、約3年かけて建て直される。JR東日本は新たに観光案内所を置き、改札階とホーム階をつなぐエレベーターを設けるなどバリアフリー化を進めて、日本三景の最寄り駅にふさわしい駅舎にする。

 現在の駅舎は1927(昭和2)年完成の木造平屋。ホームは高架にあり、改札口から階段で上がるしかない。現在、車いす利用者は駅員が介助し、海外からの観光客らは大きなスーツケースを持ち上げて移動している。

 新駅舎は鉄骨3階建てで、床面積は4倍となる約670平方メートルに拡大。現状はホームの両側に線路がある「島式ホーム」だが、将来的に利用客が増えると手狭になることから、仙台方面行きのホームを新設する。いずれのホームにも、エレベーターで移動できるようになる。

 松島海岸駅の整備は、町とJ…

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